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葉月結子一人芝居
​ハムレットマシーン

サブテレニアン20周年メモリアルⅥ

新たな戦前に、革命はやってくるのかい?
近代の続きを君は、まだ受け入れるのかい?
君は資本主義に満足しているのかい?
君の恋人は笑っているかい?

テロル、 望、混沌

絶

原作/ハイナー・ミュラー
​翻訳/谷川道子(未來社刊)
構成・演出/赤井康弘

出演/葉月結子

2026年12月11日(金)15時/20時
2026年12月12日(土)13時/18時

料金/一般3000円 学生・障がい者2000円
予約/yoyaku@subterranean.jp

問い合わせ/info@subeyrranean.jp
080-4205-1050(赤井)

照明/麗乃(Luce)
音響/豊川涼太(街の星座)
企画・製作/赤井康弘
主催/サブテレニアン

 

ハイナー・ミュラー(1929-1995)・・・劇作家、演出家。第二次世界大戦後、東ドイツで活動。1964年以降、国家から批判され、活動が自由にならなくなる。1980年代初頭まで、東ドイツでは、作品が上演されなかった。1977年、「ハムレットマシーン」を西ドイツの雑誌で発表。80年代、西ドイツでは、ハイナー・ミュラーブームが起こり、東西ドイツ統一後は、ベルリナー・アンサンブルの芸術監督に就任。ブレヒト以後ドイツの最も重要な劇作家とされている。「ハムレット」を下敷きにした数ページのテクスト「ハムレットマシーン」が特に名高い。

葉月結子とは・・・本人による詳細な履歴・・・高校演劇を経て上京、今は廃校となってしまった舞台芸術学院に入学。卒業後、池田聖智子ダンススタジオ「スフェール・グノジェンヌ」に入門。ボディーワーク、バレエ、モダンダンス、ピラティス等を学ぶ。また、発声、呼吸法、歌唱等は、様々なアーティストに師事。
サイマル演劇団の公演に多数出演。および映像、パフォーマンス、コント等、国内外ジャンル問わず、フリーで活動を行なっている。
赤井康弘とは、山田尚古作、赤井演出の「梟」で、初顔合わせ。以後、「授業」(韓国公演有り)、「ペストペスト」「ナジャ」「青い鳥」(全てキャストを変えて再演も有り)、「キル兄にゃとU子さん」「カタストロフィ」(地方公演も有り)、「ハムレットマシーン」(四人芝居、自分は、ハマレットマシーンのテキストから発したセリフは一つもない)、「別の場所」(ハロルド・ピンター3部作)、「ベビュカン 」、「ヤポネシア 」(1ページ全部カタカナのセリフ(奄美の方言)があった)、「吠える」(英訳された詩を1ページユニゾンでやった)、「シュルレアリスム宣言」(韓国公演有り)、リーディング公演として、「ガザモノローグ」、「帰郷ノート」、サイマル演劇団+コニエレニの公演として、「狂人と尼僧」、「コスモス」「フェルディドゥルケ」(ともにポーランド公演有り)、「日記」、サブテレニアンプロデュース公演として、「汝、気にすることなかれ」「ハムレット」(ともに豊川涼太演出)に出演者。今回、満を持して一人芝居の出演となるが、それが主役であるかは、怪しいものである。

葉月さん直筆のプロフィールによれば、僕と葉月さんは、この16年で19本の芝居を一緒にやっている。今作品が記念すべき20本目だ。毎回、公演の企画を立てると、まず葉月さんに連絡する。彼女が出演することが決まると、他の俳優、スタッフに連絡をする。
思えば、「葉月さんは怖い人だ」と旧知のスタッフに吹き込まれて、初顔合わせしたのだっけ。でも、そんな怖い人ではなかった。いや、やはり怖い。彼女はそんな急に怒ったりする訳ではないが、ただ、他人が真摯に取り組んでいないことをすぐに見抜くのだ。ちょっとの手抜きも許してくれない。
だが、彼女にはいつも助けられている。初めての俳優と稽古を交えるとき、彼女は稽古のルールを示す。稽古場のルールではない。そんな先輩風は吹かせない。稽古のルールだ。演出家と俳優の関係性を身をもって示すのだ。演出家が、真摯に思想を伝え、俳優が、真摯に身体をもって応える。彼女は黙々と身体で場に尽くす。それを見た他の俳優は、自らの身体をその場に尽くさざるを得なくなる。
彼女とは、東京だけではなく、名古屋、福島、鎌倉といろんなところに行った、海外も韓国。ポーランド。世界中のテクストの作品を上演した。この先も、爪痕を残していきたい。そして形も残していきたい。その一つに、今回の一人芝居がある。これは彼女と僕との儚い足跡だ。(赤井康弘)

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