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​サイマル演劇団

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ゴンブローヴィッチ生誕120周年記念公演
サイマル演劇団+コニエレニ

フェルディドゥルケ

原作/ヴィトルト・ゴンブローヴィッチ
構成・演出・美術/赤井康弘(サイマル演劇団)

出演

赤松由美(コニエレニ)
 葉月結子
   大美穂(イナホノウミ)
   坂本麻里絵(Nyx)
 瀬乃乙女

2024年7月4日〜7月14日(全13ステージ)

 

4木 20時✴︎1

5金 15時✴︎2/20時

6土 14時/19時✴︎3
7日 14時
8月 20時
9火 休演日
10水 休演日
11木 20時
12金 15時/20時
13土 14時/19時
14日 14時

アフタートークゲスト

(敬称略)

✴︎1 関口時正(東京外語大学名誉教授、ポーランド文化)

✴︎2 新野守広(ドイツ演劇研究)

✴︎3 星善之(ほしぷろ主宰、演出家・パフォーマー・俳優)

 

​登壇予定

小倉聖子 〈VALERIA代表(映画宣伝/ポーランド映画祭主催)〉
こぐれみわぞう〈音楽家〉

会場/サブテレニアン(東京都板橋区氷川町46-4 BF)

料金/一般3500円 障がい者・学生割引2000円

✴︎前売り開始 5月1日

《ポーランド公演》
10月19日 ラドム市民劇場(ラドム)/第16回国際ゴンブローヴィッチフェスティバル招聘

照明

麗乃(あをともして)
音響

豊川涼太(街の星座)
衣装

サイマルお針子団
字幕

坂本美香子(コニエレニ)
字幕監修

クリコフ キム・アガタ
舞台監督

大山ドバト【東京】
    田中美紗樹【ポーランド】
宣伝美術

伊東祐輔(おしゃれ紳士)

撮影協力

鳥山直也(コニエレニ)
制作

齊藤さゆり(コニエレニ)

平岡希望
サイマル制作団
ツアーマネージャー

竹岡直紀(劇団俳優難民組合)
企画・製作

赤松由美(コニエレニ)
赤井康弘(サイマル演劇団)
助成

芸術文化振興基金
後援

ポーランド広報文化センター
主催

サイマル演劇団

コニエレニ
 サブテレニアン

永遠の青二才、ポーランドの国民的作家ゴンブローヴィッチの代表作「フェルディドゥルケ」を

日本の前衛演出家・赤井康弘が舞台化する。
マニア垂涎の小説を、アジア的身体と共に、いくつかの現代詩を戯曲に組み込み、

現代の観客が見たことのない作品が作り上げられる。
能なのか舞踏なのか、はたまた現代演劇なのか。あなたは21世紀の新しい演劇を目撃する。

 

そうだ、世界はバラバラだ。
 

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赤松由美

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葉月結子

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大美穂

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坂本麻里絵

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瀬乃乙女

【ヴィトルト・ゴンブローヴィッチ】

小説家、劇作家。1904年、ポーランド・マウォシツェ生まれ。チェスワフ・ミウォシュ曰く「ゴンブローヴィッチの作品はポーランド小説の記念碑」。イエジィ・ヤロツキ曰く「今日のポーランド演劇はゴンブローヴィッチに裏打ちされている」。
1933年、評論家に全く理解されなかった短編小説『成長期の手記』(バカカイ)でデビュー。1937年、初の長編小説『フェルディドゥルケ』を発表。評論家の激しい反応に会い、読者を信者と敵に二分した。1938年、ゴンブローヴィッチの初の戯曲『ブルグントの公女イヴォナ』を発表。しかし反響はなかった。
1939年、アルゼンチンへ外遊。ブエノスアイレス到着直後、ポーランドにナチスが侵攻。以後、アルゼンチンで亡命生活を送る。彼の戦前の著作は国内で忘れ去られ、国外では長く評価が得られなかった。アルゼンチンへ出国以来、ポーランドでは1冊も彼の本が出版されていなかった。「ブルグント公女イヴォナ」は一度も上演されていなかった。
1946年にアルゼンチンで書いた戯曲『結婚』が出版される。
1960年代、ゴンブローヴィッチは国際的な人気を得る。当時、パリで小説2作『ポルノグラフィア』と『コスモス』、そして、多くの文学研究者によって彼の最高作と評される『日記』が出版された。
1969年フランス、ヴァンス没。

 

 

【サイマル演劇団及び赤井康弘】
演出家・赤井康弘のほぼ一人劇団。1995年、仙台で旗揚げ。東京公演や東北地方でのツアーを行う。
2000年、東京に拠点を移す。2006年、サブテレニアンを開館。以降、主に古典作品を上演。俳優の身体性を軸に、物語から距離を持ち、そこから離れようとする身体と近づいてしまう精神とのせめぎ合いを、硬質な身体と独特の発話で、主に不条理劇、前衛劇として上演。
代表作に、円環運動を主とした「授業」(E・イヨネスコ)、シュルレアリスムの代表的小説を扱った「ナジャ/狂った女たち」(A・ブルトン)、ダダイズムと表現主義の境目に屹立した「ベビュカン」(C・アインシュタイン)、感染症の蔓延する都市を描いた「Peste≠Peste」、サイマル版ポエトリーシアター「吠える」(A・ギンズバーグ)等。
2011年、利賀演劇人コンクール参加。2017年、韓国・礼唐国際演劇祭に招聘。2022年、ポーランド・国際ゴンブローヴィッチフェスティバルに招聘。「コスモス/KOSMOS」において準グランプリを獲得。
その他、サブテレニアンではプロデューサー及びキュレーターとしても活動。古典だらけの国際演劇祭「板橋ビューネ」や、パフォーマンス・アートを主に扱う「オフトウキョウ」等を企画、製作。海外の演劇祭の参加劇団のキュレーションも行う。

【コニエレニ及び赤松由美のプロフィール】
コニエレニ=赤松由美が代表理事を務め、能楽師・鳥山直也、日本画家・齊藤さゆり、ピアニスト・坂本美香子からなる芸術団体。2022年にポーランド・ラドムで初の海外公演を主催し、2023年には八丈島での「小鼓体験会 小鼓の夕べ」、朗読劇「父と暮せば」、「叫び」のワークショップ「ザ・シャウト八丈」、高知県北川村モネの庭での朗読劇「モネをさがして」等を開催し、好評を博す。2022年、一般社団法人コニエレニ設立。

赤松由美=俳優。東京都八丈島出身。1999年、劇団唐組入団。以降、2018年に退団するまで全公演に出演。唐十郎に師事。ポーランドの映画監督イエジー・スコリモフスキの映画に感銘を受け、コニエレニを設立。2022年、サイマル演劇団+コニエレニ「コスモス」に夫人役で出演。

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