ポーランドを代表する国民的作家、ヴィトルト・ゴンブローヴィッチの未邦訳の大作「日記」を、訳下ろし、本邦初上演します。また、ポーランド・ラドムでの国際ゴンブローヴィッチフェスティバルへの参加を始め、全4都市のツアーを行う予定です。
サイマル演劇団＋コニエレニは、過去2回、国際ゴンブローヴィッチフェスティバルに招聘され、2022年には準グランプリを獲得するなど、現地での評価を得てきました。
今回は、ゴンブローヴィッチがアルゼンチン亡命時に執筆した日記を、初めて日本語にし、上演いたします。

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​翻訳・上演台本・演出は、サイマル演劇団の赤井康弘。前衛劇や不条理劇を主戦場とし、海外での公演経験も豊富な赤井のゴンブローヴィッチ作品の集大成とも言えるものになります。
主だった俳優として、コニエレニの赤松由美。唐組の看板女優を長年務め、退団後は、ポーランド文化の紹介に特化したコニエレニを率いる彼女が、男性が書く日記への女性としての挑戦として、興味深いものがあります。
物語へ迫っていく精神と、それに抗う身体の拮抗を主とする赤井の演出と、それをうわまわる情熱と実力を持った俳優陣と、ともに創作の場をご一緒しませんか？