これからSUBTERRANEAN で催される公演、イベントのご案内です。
Now Playing and comming soon events in Subterranean.

オフトウキョウ2022
豊川涼太
汝、気にすることなかれ
原作/エルフリーデ・イェリネク
構成・演出/豊川涼太(街の星座)
出演/葉月結子
高山典子(演劇ユニットちょもらんま/テンナイン)
中嶋真守(街の星座)
藤束遊一(藤一色)
ねるこ
2022.6.24fri 20:00★
2022.6.25sat 11:00/15:00/19:00
2022.6.26sun 11:00/15:00
★の回はアフタートークあり
ゲスト/権祥海(キュレーター)
料金/一般 3000円
U-25 2000円
チケット予約/yoyaku@subterranean.jp
照明/針谷あゆみ
イェリネクの多層的でポリフォニックなテキストを、身体的な「音」の快楽で再解釈する。 国家の重力から逃れ、高らかに唄う。 権力の網目を掻い潜り、子供のように戯れ合う。 演劇対音楽、マス対コア、知性対感性、国家対国家。 対立し合う世界の境界を彷徨う、幽霊船のような人間の鎮魂歌。
プロフィール
街の星座、主宰 演出家・劇作家 青森県出身。高校在学中に演劇、劇作活動をスタート。2017年に「街の星座」を旗揚げ。 2019年、「銀河鉄道の夜」(原作:宮沢賢治)で日韓ツアーを敢行。 韓国・礼山、礼唐国際大学演劇祭 特別賞受賞。 丁寧な会話劇から身体性に溢れた作品まで幅広い作風で、音楽的でパーカッシブな演出を行う。

オフトウキョウ2022
濵田明李×多宇加世
⌘町合わせ⌘
パフォーマンス/濵田明李
現代詩/多宇加世
2022.7.2sat 15:00/19:00★
2022.7.3sun 15:00/19:00
★の回はアフタートークあり
ゲスト/カニエ・ナハ(詩人)
料金/一般 2500円
U-25 2000円
チケット予約/yoyaku@subterranean.jp
山形県酒田の町から発信される多宇加世の詩を、東京都板橋区の劇場で開封するパフォーマンスを行います。行い手:濱田明李 「町と町がある それは離れた町でもあり この世で続く町でもある だけれどもそこへ到達するのは難しい せんそうがいま起こると我々は パソコン上で20センチの距離でわずか二秒で往復できることは分かったが―― 私の町があり かなたの町があり オフトウキョウが開催されている町に 私の文章が流れ 私の町が流れ 新たな詩が完成し 私はそれを私の町で画面で見ていた…… 町と町がある 町と町がある 町があり町があった 町があったかつて町があった町がある」
濵田明李
1992年高知県南国市生まれ。武蔵野美術大学油絵専攻油絵学科卒業。 パフォーマンスで作品をやり始めしっくり来る。その中では、達成を目指さなかったり、中止したり、その場所の特性を取り入れたり、オブジェを持ってきて、15分とか20分とかのあいだに起きる一連のことを観客と共有するというのが特徴。2017年から2019年位までのメキシコに住み、好奇心の赴くままに学ぶ。他のアーティストとの有形無形の恊働や自主企画にも積極的。
多宇加世
たう・かよ。一九八七年、山形県酒田市出身・現在住。オペ室、菓子屋、靴屋、酒屋など、職を転々とする。二〇二一年、第一詩集『さびていしょうるの喃語』を自費出版で刊行(本人のメルカリアカウントやさまざまな書店で販売中)。破滅派。ネオ感覚派。
オフトウキョウ2022
山﨑修平×遊舞舎
ダンスする食う寝る
舞踏/遊舞舎
現代詩/山﨑修平
2022.7.9sat 15:00/19:00★
2022.7.10sun 15:00/19:00
★の回はアフタートークあり
ゲスト/宮田徹也(美術批評)
料金/一般 2500円
U-25 2000円
チケット予約/yoyaku@subterranean.jp
詩集『ダンスする食う寝る』 山﨑修平×遊舞舎 舞台化公演
詩人・文芸評論家として多方面で活躍する山﨑修平氏の第二詩集『ダンスする食う寝る』を舞踏を軸としたパフォーマンスユニット・遊舞舎が舞台化致します。 詩の中で繊細に紡がれる言葉と、それを余白として映し出す身体の関係性について実験を繰り返し、詩の中の世界観を遊舞舎独自の解釈で表現しました。
遊舞舎
東京藝術大大学院で学ぶ慶子、お茶の水女子大学大学院で学ぶ優子による舞踏を軸としたパフォーマンスユニット。 代表作に「現代の祈り」等。2018年よりMother earth project に参加。郷土芸能を参照し祈りの姿として立ち現れる身体について研究と実作を行う。
山﨑修平
詩人・文芸評論家。詩集に『ロックンロールは死んだらしいよ』(思潮社・2016年)、『ダンスする食う寝る』(思潮社・2020年)。第31回歴程新鋭賞。詩作を核としながら、書評や批評の寄稿、作詞など活動の幅を広げている。大学院博士課程にて近現代詩歌を研究する研究者でもある。